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能登半島災害ボランティアに参加しました


お世話になってます、社長の渡邉です

元旦の能登半島地震のことで何かしたいと思い

会社から石川県ふるさと納税での寄付しました

それからブログのタイトルでもある

災害ボランティアへ参加してきました

 

今回は災害ボランティアで参加した内容とそこで感じたことなどをお話ししたいと思います

 

ボランティア活動の注意点のひとつとして

現地の撮影をしてはいけないルールがあるので

今回の画像は一切ありません

 

災害ボランティアに興味がある、または参加したい方は石川県HPにて登録すれば一般の方でも参加できます

こちらでサイトで登録できます


流れとしてはまずは登録、そしてボランティア参加募集のメールが届きエントリーという流れです

ここで注意点ですが例えば正午から受付開始だとするとエントリーが殺到してすぐに受付終了になるので正午ぴったりにエントリーフォームにアクセスしなければなりません(私もこれで一回失敗してます)

エントリーできたら確認メールが届きます

そして前々日に詳細のメールが届きます

 

まぁ、ここまでのシステムで感じたことは参加できる人はある程度時間に融通がでないと参加しにくいなという印象ですね

 

我々は会社で参加登録してたので栗本と2人での参加でした

行く前の準備ですが災害ボランティアのための保険に加入すること、車で行く場合は高速道路が無料になる申請があるので利用した方がよいですね

そして我々は参加日の前日に金沢入りしホテルで一泊して翌朝集合場所へ行きバスに乗って現地へ行きます

集合場所は金沢駅・地場産業センターの2カ所ですが無料駐車場があるのは地場産業センターなので車で行く人は地場産業センターをオススメします、電車などで行く場合は金沢駅がよいですね

そして出発、参加者をみての印象ですが女性・年配の方・学生など多様な印象でした

金沢市都心部を抜けてのと里山海道という有料道路を北上します

この道路は海沿いを走るロケーションの良い道路でした

知らなかったけど能登半島って広いんですね

知多半島くらいの感覚でいたけど

目的地の七尾市まで2時間ほどかかります

輪島市や珠洲市はそこからさらに1〜2時間かかるようです

 

現地に近づくにつれ家屋の屋根の棟の部分が壊れてるのをちらほら確認しました

 

屋根って棟から壊れるんだなと(業者目線で見がち)

 

7:30に出発したバスは10時に七尾市のボランティアセンターに到着です

それからオリエンテーション、ボランティアの心得や注意点などの説明です

 

ここで失敗談

到着して高速道路の用紙を渡さなければなりませんので申請用紙は忘れずに持っていってください

私は車の中に置いたままで再申請するという面倒なことになりました

 

オリエンテーションが終わり

次は班に分かれてミッションの打ち合わせです

各班は5名づつ

ここでは性別や年齢、能力は関係なく単純に座っていた席で班になります

現場へ出発

現場に行く途中、幹線道路は既に補修はされてはいましたが道路が破損している場所が何箇所かありました

即席で治したからかボコボコしてました

 

細い路地へ入り現場に近づいていきます

墓地がありました

墓石はほぼ全部崩れていました

 

小さな集落に到着

我々の班はボランティアセンターから車で20分かかる場所で到着したら11:30ごろでした

 

テレビで見た光景が実際にあると実感します

 

建物は全壊、半壊、無事など様々ですが見た感じ築年数が古い家程壊れていました

 

築年数が古くない(築20年くらいまで)の建物は割と損傷は少なく見えて傾いていたとしても形はキープされていましたね

 

日本では2007年に建築基準法が改正され、建築基準値をみたしているかどうかの確認がより厳格になっているので

やはり、改正後に立てられている建物はより強そうな印象でした

 

そして今回の目的の家屋に到着しました

この家は半壊状態、崩れてはなく住人は無事のようでしたが屋根や壁は一部剥がれていて地震があった時の状態のままになっていたので

いかに地震がすごかったかを物語っていました

 

半壊した家屋、とても住めません

避難所にいる住人が立ち合いのためお家に来てくださり

搬出するものなどを確認しながら作業をします

 

我々のミッションはタンス・冷蔵庫・畳の搬出でした

ここで我々プロの出番です

搬出物、搬出経路の確認

搬出の順番や積込順番などを想定して

メンバーに指示して作業開始!

 

手際よく軽トラへ積み込み手配されていた2台の軽トラは満タンになり

2台の軽トラは処分場にGO

 

積み込み切れないものが有り待機になりました

この地震の影響で各処分場は3時間待ちになっているそうです

なので先ほど向かった軽トラはもう戻っては来ません

 

別の軽トラを要請して

到着して積み込みミッションは完了

 

とゆうわけで1時間ほどで完了しました

 

正直、物足りなさを感じました

 

建築従事者として参加したものの

一般の方々と混ざっての参加になってしまい

力を存分に貢献できなかったことが心残りでした

 

13時過ぎにはボランティアセンターへ到着

それから15時発の金沢へ帰るバスを待ちます

 

今回は1日のみの参加でしたが

また参加したいと思っています

 

ただ事後アンケートにも書きましたが

スキルや能力に合わせた現場やミッションにした方がより効率が良いと思いました

 

ボランティアの手配などなかなか大変かと思いますがより良い仕組みになっていくとよいですね

 

今回のボランティア活動を通じて復興はかなり時間がかかると実感させられました


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